外資系キャリアウーマン駐在員の日常

貪欲な三大欲求を持つアラサーの頭の中を吐き出す雑記。アメリカの地方都市で駐在員しています。

漫画:とんがり帽子のアトリエ

白浜鴎さんの漫画、とんがり帽子のアトリエ、はとても良質なコンテンツである。作画、構成、ストーリー、キャラクター、伏線、どれをとっても繊細で作り込まれているし、読者の想像力を掻き立ててくる。モーニングなので大人が対象なのかもしれないが、子どものうちからこういった良質な漫画に触れてほしい。

 

タイトルや表紙からも分かるとおり、魔法使いに憧れている女の子が主人公のお話。その世界では魔法は限られた魔法使いのみ使える特別なもので、魔法を使うところは絶対に見てはいけない。それでも好奇心に負けた主人公は魔法を使うところを隠れて見て学んだことから、見よう見まねで魔法を練習していた結果、禁止されていた魔法が意図せず発動されてしまい、自分の魔法のせいで大好きなお母さんが石になってしまう。本来なら主人公は記憶を消されるほどの大罪を犯したが、大人達の様々な思惑の元、魔法使いを目指すようになり修行に励む。

この世界は過去、魔法によって壊滅しかけたことがある。それをきっかけに魔法を使える人、そして使える魔法は限られているが、つばあり帽といわれる異端魔法使いの集団は禁止されている魔法を使い、その世界に影響を及ぼそうとしている。

この世界のなかで、主人公の成長、友情、家族愛を丁寧に描いている。

 

私はこの漫画を読むまでこの作者のことを知らなかったが、本当に才能のある作家である。素晴らしいとしか言いようがない。また、これだけレベルの高い、完成された漫画はそう多くはない。このとんがり帽子のアトリエのような漫画をたくさん読んで過ごせたら、とても幸せである。

こういった良質なコンテンツは漫画だけでなく、NHKあたりが夕方の枠でアニメ化して、子供たちの情緒を育むきっかけになってもらいたい。今放送されているカードキャプターさくらの枠がぴったりだ。

エネルギーがゼロ

最近何かをするためのエネルギーがない。仕事もやる気が起きないし、相当が仲良い人以外からのメッセージは未読スルーだし、帰宅してもジムに行かずごろごろするし、土日も人と会わずにごろごろしている。食欲もあまりなくて、これが食べたい!というものが浮かばない。よく寝れてはいるので、鬱ではないと思う。

数年前どころか1年前くらいまでは毎日終電がなくなるまで飲みに行っていたのに、その時のエネルギーは消えた。

なんとなく理由は分かっている。

どうやら私は自分のペースが掴めずに生活することがかなりストレスらしい。4月から新入社員が入ってきて、そのケアで朝早く来たり、不定期なミーティングがたくさん入り、それによって帰宅時間が遅くなっている。前までもたまに帰宅が遅くなることはあったけど、基本は定時退社していたので、それができないこと、毎日出社退社の時間がバラバラなことに疲れているようだ。人のサポート自体は全然嫌ではない、というか好きな部類だが、気疲れする。

また、私の仕事自体も以前と変わった。以前までは完全放牧状態で好きなことを好きなペースで行っていたが、最近ちょっと管理されていて、なんだか動きにくい。海外で働くことも決まり、じゃあそれまでの期間どうするか、行ったあとに何をしたいか、今の私に何ができて何ができないか、そもそもカードとか保険とかどれをいつ解約するか、とか色々考えなければいけないこともでてきて、それにも疲れているのだろう。

こんなときはあがいても仕方がないので、しばらくはまだやる気スイッチ完全オフのまま過ごすが、自堕落すぎて自己嫌悪に陥りそうだ。

ついに理想の赤リップを見つけました

ついに唇が荒れない赤リップを見つけました。

私は昔から肌が弱くて、化粧品で肌が荒れやすく、口紅も例外なく、唇がぼろぼろになっていました。憧れのシャネルの口紅は2〜3時間後には皮がむけ、刺激が弱そうなちふれも次の日唇とその周辺がぼろぼろに、ティントやカラーがついたリップクリームもだめ。結構な額を理想の赤い口紅探しに費やしたものの、私の唇が荒れるか、色に妥協するか、そのどちらか。

そんな私に、唇が荒れず、色も理想どおりの口紅が現れました。

シャネルがダメだったため、海外系のブランドは全滅だろうなあと思っていたのですが、たまたま飲み会で知り合った女性がファッション系の仕事をしていて、仕事で使ったけど自分は使わないから、とディオールの口紅、ウルトラルージュのシリーズをくれたことがありました。

せっかく頂いたから使ってみたところ、どれだけ時間が経っても口紅が荒れない。発色もよく、落ちない。

いやいや、どうせ明日には唇が荒れてるんでしょうよ、と思っていたのに、次の日の朝起きても、全然荒れていない。

この数年、シャネルが無理ならディオールも無理だろう、と試しもしなかったので盲点でした。しかもこのウルトラルージュは名前のとおり赤系のリップに特化していて、カラーバリエーションが多いのです。ついに見つけた!としか言いようがありませんでした。

私は肌の色があまり白くないので明るい赤や、オレンジがかっていたらピンク系の赤はあまり似合わないため、ちょっと暗めの851番ウルトラショックを自分で購入したところ、本当に理想どおりの色でした。今はこの口紅を愛用しています。

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肌が弱くて赤リップを諦めていた人、ぜひ一度ディオールのウルトラルージュシリーズを試してください。私はもう、ディオール信者です。

 

格安SIMに変えて1年経ちました

去年の3月にソフトバンクからOCNの格安SIMに変えたので、格安SIMを使い始めて1年経った。色々なサイトでメリットデメリットが比較されているが、1年間使ってみた私の感想としては、格安SIMに変えて大正解!だ。よく挙げられているメリットデメリットに関する私の意見はこれ。

【よく言われるメリット】

  • 月々の通信費が安くなる

これ本当。元々ソフトバンクでは同じiPhoneを4年使っていた。その時は平均8,000円くらい、謎に10,000円を超すときもあった(電話したときとか)。明細で10,000円超えているのを見て、もうソフトバンクやめよう、と決意したのをよく覚えている。

格安SIMに変えた今は平均3,200円くらい。安い時は2,500円くらいで、電話したときは4,200円くらい。月々4〜5,000円安くなっているので、かなり大きい。

  • 2年縛りがない

今のところ止めるつもりがないのでなんともいえないが、格安SIMを契約するときに、もし速度が遅くて使い物にならなかったら他社に変えればいいや、という安心感はあった。でも確か、格安SIMも最初の3ヶ月は解約にお金かかるとかあったはず。

【よく言われるデメリット】

  • 速度が遅い、安定しない

確かに昼時の12:00〜13:00と、帰宅時間の18:00〜19:00あたりは速度が遅くなる。この時間、画像多めのサイトはずっと待ってても画像が開けない。でもお昼は、同僚とランチに行くときは携帯見ないし、デスクで食べる時は会社のPCでネットサーフィンするから関係なし。1人でランチ行く時はネットサーフィンするので、最初はイラっとすることもあったものの、画像開けないことに慣れて気にならなくなった、というか、そういうサイトをランチ時に見なくなった。ピーク時間以外はキャリアと基本大差ない。

が、地下鉄と、Googleマップはキャリアと全然違う。地下鉄で電話弱いことが多々あるし、地上でもGoogleマップが全然開かないことがある。行く場所が決まっているときはスクショを撮っておけるが、そうじゃないときは結構困る。これだけは格安SIMの難点。

  • 電話代が高い

そもそも電話を滅多に使わない。お店の予約も食べログとかで予約できるし、電話したとしても2〜3分だから影響あまりなし。家族も友達もLINEかmessengerでしか通話しない。ネット通話で音質悪かったことも特になし。

  • キャリアメールが使えない

日常のやりとりにメールをそもそも使わない。みんなLINEかfacebook経由のmessengerのアカウントがあるし、そうじゃなくてもショートメールも使えるし、キャリアメールなくなって困った!という経験はゼロ。今時キャリアメール使ってる人ってどれくらいいるんだろう。

  • 設定が難しい

iPhoneならSIM突っ込むだけで終わるし、ちゃんと細かいことが写真付きで書かれた説明書も入ってる。

  • 困ったときにすぐに相談できない

そもそも携帯ショップに相談したことがない。iPhoneだと壊れたらApple Storeだし。あと今時、ちょっとした疑問はググればヤフー知恵袋なりブロガーさんが解決方法を示してくれている。

 

よく言われるメリットデメリットに対する私の感想はこんな感じです。本当に、特にデメリットはほぼない!ただ、2年おきに新機種に変える人はキャリアのほうが安いと聞くので、そこは要注意。

NISA始めます

昔から貯金がかなり苦手なのだが、2年前にジムでNHKを観ながらランニングしていたら証券取引アプリのOne Tap Buyの特集がされていて、500円から投資が始められるしアプリで簡単に売買できます、と言っていたので、帰宅してすぐ調べて、2017年の4月から使い始めた。

そこから2年間、毎月少額(かなり少額)をちまちまとアメリカ株につぎ込み、結果、買った額に対して2018年夏までは1.4倍、12月には株価がどれも下がりまくってたので0.9、今は1.2倍になっている(全然専門知識がないので、この言い方がすごく頭悪そうでも目をつむってほしい)。

株価の上下に合わせてテンションも上下するのは嫌なので、買う株の基準は実際にすごいと思ったものやサービスを取り扱っている会社に絞っている。結果的に、自分の専門分野とまあそう遠くない会社の株ばっかりだ。

One Tap Buyで満足していたのだが、最近仕事で調べていた会社の製品がとても良くて(株価もずっと上がっている)、そこの株を買いたくなったのだが、One Tap Buyでは取り扱いしていないので違うところで始めることにした。

色々検討した結果、SBI証券を選んで、ついでにNISAをやることにした。この2年間、少額ながら投資をしてみて、年間120万円も動かさないことと、日常的に売買するというよりは銀行に預ける代わりに株を買っていくスタイルが自分には馴染んでいることから、NISAがちょうど良いかなと思った。

SBI新規口座、NISA、ネット銀行の開設等もろもろ手続きした結果、One Tap BuyはOne Tap Buyという名前なだけあって、色々スムーズだったわ、と実感している。正直SBI(にきっと限らない)は、最初はマイナンバーカードや身分証を写真撮って送るだけで楽ちん!と思ったものの、サイトが見にくいし、アプリの使い勝手も悪いし、欲しい情報が見つかりにくいし、イライラすることが多い。One Tap Buyは初めて投資する人がターゲットだから、素人が分かりやすくシンプルにできることを検証しまくっているのであろう。

NISAは税務局への確認か何かがあって時間がかかるらしいので、まだ始められていない。始めてみて問題なさそうだったら、One Tap Buyでちまちま貯めて増やして、まとまったお金ができたらSBIで買って、という流れにしたい。