外資系キャリアウーマン駐在員の日常

貪欲な三大欲求を持つアラサーの頭の中を吐き出す雑記。アメリカの地方都市で駐在員しています。

8回目のケミカルピーリング

2週間前に8回目のケミカルピーリングをしたので、その感想。

睡眠時間をしっかり取っていることも関係していると思うが、肌荒れをしにくくなったと思うし、何よりも化粧ノリがいい。

私はクリームファンデを使っているのだが、肌の調子が悪い時は化粧がのらないので使用量が増え、逆に、肌の調子が良いとするするーっとのびるので使用量が減る。ここ最近はかつてないくらい少ない量のクリームファンデで化粧が済んでいる。

また、以前よりは毛穴が目立ちにくい。これは肌荒れしていないことと、私の場合ケミカルピーリングをすると余分な皮脂が出にくくなるので、毛穴が開きにくいからなのかも。

あと、ケミカルピーリングの3日後に顔のシェービングをしたら、肌がすべすべになって、とても感動した。

 

お金をたくさん使ってまでケミカルピーリングするかというとなんともいえないが、それなりの結果はあって、テンションは上がる。

タイって微笑みの国じゃないらしい

バンコクで働いている友達がいて、その彼にはタイ人の彼女がいる。その彼女の気性の荒さが半端なく、一緒に小旅行したところ、彼女が怒りで大声を出して彼を問い詰めることが1日に5回くらいあった。はたから見ていると彼氏のほうに落ち度はなくて、彼女は、お腹がすいた!とか、疲れた!とかが彼への怒りの理由だった。

広告では微笑みの国タイというキャッチコピーがついているから意外だったわ、と彼に伝えたところ、欧米人が皮肉を込めて「微笑み」という単語を使ったという説があるよと教えてくれた。その友達の彼女は結構、「はぁ?」という、日本でやるとかなり失礼な顔をよくするが、それは彼女に限ったことではなく、わりとタイ人によくある反応の仕方らしくて、それに対して皮肉の意味で「微笑み」と付けたとのことだった。ちなみに、気性が荒い人も多いらしくて、車のクラクションはトラブルの元になるから極力鳴らさないとのことだった。

 

とはいえ、全員が全員そういうわけでないことは分かっていて、昔、研究室にいたタイからの留学生はずーっとニコニコしている人だった。でも、正直、その彼女のような怒り方をする人が日本にいたら病気扱いされるだろうなというレベルだったので、私には衝撃的だった。

ドキュメンタリー映画、すっぱいブドウ

先日飲んだ人と好きな映画の話をしていたら、Netflixで観れる「すっぱいブドウ」というドキュメンタリーが楽しいと聞いたので観た。その感想を書こうと思う。

ストーリーは、偽造ワインの詐欺について。リーマンショックの前あたりにアメリカではワインオークションが過熱していて、収集家たちはそのワインを飲み比べするコミュニティに入っていて、単純に飲むことも楽しむし、古いワインは飲まれることで希少価値が上がるため資産としても所有している。ワイン収集家は年配が多いが、そのコミュニティにワインに関する知識が豊富で、正確にワインを飲み当てられる若者が入ってきて、古参のワイン収集家たちは彼に惹かれていく。でもその若者は、持っている素晴らしいワインへの才能を用いて高級な年代物のワインの模造品を自分自身でワインをブレンドすることで製造して、ラベル等も模造し、オークションに流していく。
模造されたワインのオリジナルとなっている醸造家がその模造ワインの存在を知り、詐欺の罪で追い詰めていく。しかし、その若者とワインを嗜んでいたコミュニティの人たちは、自分たちが偽造ワインを摑まされていたと知った後、その若者を恨むどころか、彼の人柄や彼とワインを楽しんだ思い出を懐かしみ、彼に感謝の念すら抱く。また、彼のことを援護する人もいる。
騙された人達はワイン通な顔をしておきながら実際は偽造ワインだということに気がつけなかったわけだから、気持ちの折り合いをつけるために、でも彼は良い人だったんだよ、と言っているのかもしれない。
でも、それとは別に、その若者と過ごす時間自体に価値があったのかもしれない。私はそこそこな酒飲みであるが、どれだけ良い酒であっても、一緒に飲む相手が不快だったりしてその時間を楽しめなかったときは酒の味など関係なく、嫌だった思い出しか残らない。一方で、安酒であってもその場が楽しければ次の日ひどい二日酔いに悩まされても笑い話にできる。お酒の場ではなくとも、同じような経験は誰にでもあるのではないだろうか。

この若者は自分でワイナリーを開いたり、もしくはブレンドして似せたワインを作っていることを売りにすれば、むしろ新しいワイン界でパイオニアになれたりしたんじゃないかなと感じた。

 

私はNetflixでドキュメンタリーをよく観るが、両方とも、特にパッケージが地味すぎて存在にすら気づいていなかった。このドキュメンタリーはなかなか面白かったと思うのだが、日本語タイトルもパッケージもどうにかならなかったのだろうか。

立体刺繍が楽しい

立体刺繍をご存知だろうか。普通の刺繍は布に平面的にするものだが、立体刺繍は文字通り、最終的には立体になる。

初めて見たときは、こんなもの誰がどれだけの時間をかけて作るのだろうと思ったが、意外と簡単なので、興味がある人は作ってみると良い。

おすすめはこの本。実寸大の図がもちろん付いているし、初心者が気になる裏側の糸の始末についても写真付きで説明されている。

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この本に従って、ビオラを作ってみた。過程としてはこんな感じ。

薄手の麻布に下書きして、その下書き線に沿ってワイヤーを固定。外側から塗りつぶすように刺繍していく。

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どんどん進める。このあたりで4時間くらい。初めてなのでとにかく時間がかかる。この日はここで終了。

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色味をよく考えながらグラデーションを作るとらそれっぽくなる。

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まわりをかがって、切り取ったらこんな感じになる。ワイヤーを枠として使っているので、立体感を出していく。この日は6時間くらいやって完成。初めてのわりには上出来かなと。

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本当は真ん中にこんなに隙間を残しちゃいけないようだ。でも、ビーズとかでどうにかして、ピアスにしようと思っている。

また、ベースになっている布をマーカーで塗って、糸の色と馴染ませるほうがいいらしいが、こんな紫色のマーカーは持っていないので無理。

量産するには時間がかかりすぎるので、アクセサリーにしてどこかに売るのは採算が合わないから、副業的なものにするには向いてません。

 

 

 

趣味でお金を稼ぐ

できれば趣味として出来ることで仕事をしながらお金を稼いで、いずれそれを本業にすることを目指した活動を同僚数名としている。副業を本業に、がスローガンだ。この活動を始めて1年が経った。

こんな書き方をするとなんだかすごいことをやっていそうだが、活動はかなりゆるくて、最初はYouTuberとかインスタグラマーを目指そうとしたりして、かなり迷走していた。なお、今もわりと全員が迷走している。

月1で1時間程度のミーティングをしていて、そこで進捗と来月までのタスクを報告し合う。大抵みんな、そのミーティングの前後数日だけ活動している。でもこのミーティングが結構馬鹿にできなくて、人と話すことで自分1人では思いつかない案が出てきたりする。おそらく、メンバー全員の方向性が違うからだろう。また、将来何をしていたら自分は幸せかな、とか、その副業候補のための時間を確保するために本業の勤務時間をどうしたら短くできるかを考える良い機会にもなっている。

 

ちなみに私は手芸作家になるのが目標だが、創作系は凝れば凝るほど時間がかかり、大量生産できなくなるので、本業にできる気がしない。でも、例えば月に1万円でも稼げたら、それを資産運用すれば悪くはない金額になるなとも思う。今年の目標は、作ったものが売れて、1円でもいいから売上が材料費を上回ることである。