外資系キャリアウーマン駐在員の日常

貪欲な三大欲求を持つアラサーの頭の中を吐き出す雑記。アメリカの地方都市で駐在員しています。

タイって微笑みの国じゃないらしい

バンコクで働いている友達がいて、その彼にはタイ人の彼女がいる。その彼女の気性の荒さが半端なく、一緒に小旅行したところ、彼女が怒りで大声を出して彼を問い詰めることが1日に5回くらいあった。はたから見ていると彼氏のほうに落ち度はなくて、彼女は、お腹がすいた!とか、疲れた!とかが彼への怒りの理由だった。

広告では微笑みの国タイというキャッチコピーがついているから意外だったわ、と彼に伝えたところ、欧米人が皮肉を込めて「微笑み」という単語を使ったという説があるよと教えてくれた。その友達の彼女は結構、「はぁ?」という、日本でやるとかなり失礼な顔をよくするが、それは彼女に限ったことではなく、わりとタイ人によくある反応の仕方らしくて、それに対して皮肉の意味で「微笑み」と付けたとのことだった。ちなみに、気性が荒い人も多いらしくて、車のクラクションはトラブルの元になるから極力鳴らさないとのことだった。

 

とはいえ、全員が全員そういうわけでないことは分かっていて、昔、研究室にいたタイからの留学生はずーっとニコニコしている人だった。でも、正直、その彼女のような怒り方をする人が日本にいたら病気扱いされるだろうなというレベルだったので、私には衝撃的だった。