外資系キャリアウーマン駐在員の日常

貪欲な三大欲求を持つアラサーの頭の中を吐き出す雑記。アメリカの地方都市で駐在員しています。

商社マンが人として合わない

大手総合商社勤めの男性は、私の経験上、聞いてもいないのに会社名を出会ってすぐに言ってくる。タチが悪いタイプになると、「商社に勤めてるんだけど、どの商社だと思う?」とかいう謎の問いかけをこちらにしてくる。最悪なケースは、部署まで教えてきて、どや!花形部署やで!みたいな顔をしてくる人だ。花形部署ってなんなのよ。

就活生からしたら総合商社は人気が高くて憧れの的なのだと思うし、商社マンだと言うだけでついていく女性も一定数いるのは知っている。それに、自分の勤務先に自信を持って働くことも素晴らしいことだと思う。しかし、ある程度仕事をしてきたのに、自分の業務内容や仕事の楽しさ、やりがいではなく、会社名を押し付けてくることには疑問が残る。で、あなたはどういう人なの?という大事な部分が全く伝わってこない。

また、私の経験では、商社マンのパーソナリティーとして多いのが、自己成長よりは、他人と競争して蹴落とすタイプだ。きっと社風?業界の傾向?として、転職せずに働き続ける人が多く、出世争いに勝ち残っていかないといけないから、自分の能力を上げていくというよりは、他の人を下げてでも自分が上に立つことが大事なことなのだと思う。この点が、私の仕事観と絶対的に合わない。私は他人はどうでもよくて、自分で能力や専門性を身につけていって、その結果として出世したい。私の仕事観は絶対評価であり、商社マンの仕事観は相対評価なのかなという認識だ。

しかも、この仕事観は仕事だけにあらず、プライベートにおいても価値観になっていることが多い。商社マンのマウンティングはすごい。飲み会でも仕事やプライベート(のお金の使い方)についてマウンティングしてくる。なんなら彼女相手にもマウンティングしてくる。過去に商社マンとは2人付き合ったが、2人ともとにかく私より上に立ちたがった。あ、この人といたら私はブスになる!と思って、連絡手段をすべて絶って、逃げるように別れた。もはやトラウマものなので、商社マンだと知ったら一定の距離を置くようになった。

ちなみに、商社によってもキャラクター性があって、三井物産はまともな人が多い。最悪だと思っている商社もあるけれど、そちらは書かないでおく。

 

この記事を書こうと思ったのは、最近知り合った人が名前と一緒に総合商社です、と自信満々に言ってきたから。お前もか、と思って、思わず書きとめたくなった。そういえば学生のときは、慶應の人だけなぜか、名前よりも前に、俺慶應なんだけど、と大学名を先に言ってくる人が多かった。高校生や大学生がそれを言っているのは、今となっては可愛いと思える。でも商社マン、もういい年齢なんだし、会社名で女性を釣ろうとするのはやめてほしい。