外資系キャリアウーマン駐在員の日常

貪欲な三大欲求を持つアラサーの頭の中を吐き出す雑記。アメリカの地方都市で駐在員しています。

やる気って、原因にならないらしい

基本的に私は怠惰なので、週3〜4ペースで通ってるジムも正直行きたくないし、会社だって行きたくない。ずっとベッドでごろごろしていたい。でもそれではお金が稼げないから、仕方なく自分が動くように追い込む。

例えば、ジムに行かなきゃいけないときは、とりあえずジムの服を出してみて、着てみる。そこまでしたのにジムに行かずに脱ぐのはしゃくだから、10分でも走ればいいや、という気持ちでジムに行くことになる。仕事は行かないとたぶんまずいことになるから、会社には行く。どうしてもかけたくない電話があるときは、左手を受話器に置き続けて、あー左手が使えなくてパソコン打ちにくい!電話しよう!となるようにする。書類なんかはできていなくても、とりあえず上司のレビューのための会議を設定して、その会議に合わせて作るようにする。そうやって、自律できないから、他のものを頼るようにしている。子供の頃の夏休みの宿題は8月末にやるどころか、提出日に間に合えばいいと思って9月にやっていた。だからもう、これは私の気質なのだ。

 

先日、こんな記事があった。私の大好きな脳科学者の池谷さんだ。

脳を活性化し、パフォーマンスを上げるランニングとは

よく「やる気ってどうしたら出るんですかね」なんて、よく分からない質問をしてくる人がいます。
多くの人は、やる気というのは行動を起こす原因だと勘違いしています。
実は、やる気は行動の原因ではなく「結果」です。だからやり始めない限り、やる気はでません。
やる気が出たから走るというのはダメで、まずその日走り始めることが大切なんです。そうすると走りながら「じゃあ、もっと走ろうかな」と思ったりする。これがモチベーションなんです。
これは学校の成績をおいても同じです。モチベーションを待っている人は、できない人。できる人ほどシステムに従います。時間が来たから始めるとか。
「やる気」という単語は、できない人によって創作された言い逃れのための方便です(笑)。

辛辣である。でも、言いたいことは分かる。たしかに仕事なり勉強なり、私のまわりの出来る人は個人のルーチンが確立されていて、それに従っている。一人の友人からは、3ヶ月くらいやれば習慣に変わるから、3ヶ月だけがんばればいいよ、と言われた。確かに、ジムに行かないと気持ち悪いなーと感じるようになったのは、数ヶ月経って習慣になってからだ。習慣になったとはいえ、ジム行って、つらいトレーニングをし、ランニングをするのはきつい。やる気が出ない、と思う。

仕事もなんとなく、この時間は集中できる、みたいなのがあって、最近は逆に、その時間になったから集中するようにしている。

 

ここ数日はこの記事を思い出して、彼のいう「できない人」にはなりたくない、という気持ちでジムに通っている。