外資系キャリアウーマン駐在員の日常

貪欲な三大欲求を持つアラサーの頭の中を吐き出す雑記。アメリカの地方都市で駐在員しています。

アメリカの地方都市で働き始めました

少し前からアメリカの地方都市で駐在員として働き始めた。私は東京生まれ東京育ちなので、色んな人から、あんな田舎でやっていけるのか?と言われながら渡米したものの、ダウンタウンにはそれなりにレストランやバーもあるし、あほみたいに大きいスーパーもたくさんあるし、渋滞もひどくないし、正直とっても快適に過ごせている。

田舎なのでアジア人差別を受けることも覚悟していたが、そもそも私が働いている会社はグローバルな会社であり、差別なんかしたら即刻クビになるので差別はないし、街中でも、アジア人が全然いないせいか逆に差別が全然ない。さらに日本人となるとかなりレアキャラなので、一回ミーティングに出ればみんな私の顔を覚えてくれるし、アジア人は若く見られるので、アジアから子どもが来ちゃったと思われてるのか、とにかく優しくしてくれる人が多い。この人、私のことを自分の娘だと思ってない?と感じるときもたまにある。

 

英語はやはり苦労する部分も多い。日本にいるときから外国人の友達はそこそこにいたし、仕事も半分くらいは英語だったものの、こちらでは40%聞き取れたら良い方かなというくらい。日本で英語教育を受けてきたので、私の英語のベースは白人のアメリカ英語である。そのためか、黒人とインド人の英語が全然聞き取れない。黒人の英語に対しては差別とかではもちろんなく、おそらく声の質かトーンに馴染みがないのだろう。

ただ、コールセンターの担当者は大抵黒人かインド人。しかも話すスピードが速い。コールセンターに連絡するということはそれなりなトラブルを抱えているわけだが、ただでさえそのトラブルでストレスを感じているのに、言語の壁によるストレスもかかるので、電話の後はかなり疲れる。これもいつか、問題なく話せるようになるのだろうか…ちょっと自信がない。

 

任期後、日本に帰るつもりはなくて、現地採用に切り替えたいと思っているし、関わる人たちにもそう伝えている。苦労する部分もあるけれど、やりたい仕事や、そもそもの自分の価値観を考えると、アメリカがベストとは思わないものの、日本よりはアメリカのほうが断然合っている。そのためにはこの駐在中にどれだけの成果を出せるかが大事なので、私自身が仕事にちゃんとやる気を出すのと、担当しているプロジェクトがダメにならないよう、頑張って念じようと思う。